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フリーラインスケート乗り方講座一覧。

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フリーラインスケート乗り方講座① 『準備編』

フリーラインスケートに乗れるようになるための「フリーラインスケート乗り方講座準備編」です。

フリーラインを最初に見た方の感想は「こんな物乗れるのか？！」「あぶねー！」「すげー！」など、こういったものが多いのですが、順を追って練習すれば、フリーラインスケートは難しいものではありません。ここではフリーラインに乗れるまでをレクチャーいたします。題して「フリーラインスケート乗り方講座準備編」です。

まずは足の乗せ方をご紹介いたします。こちらをご覧ください。

では、実際の映像で確認してみましょう。

足の乗せ方の映像はこちら

上の動画で説明されている注意点＆補足事項。
1、アスファルトのある公園などで練習。
2、「坂」「手すり」「壁」などがある所がベスト。（友人の肩でもＯＫ）
3、小石や枝はどかしましょう。
4、底が平らなスニーカーで乗りましょう。（スケボーシューズがベスト）
5、走行中に足を閉じる。（疲れにくい。）
6、足元ではなく前を見る。（平衡感覚が出てバランスが取りやすい。）
7、長袖＆長ズボン＆プロテクター装着。（服が破れた。）

特に「前を見る」と「走行中に足を閉じる」は重要です。

次は具体的な練習方法についてです。

練習の順序としては、
①手すり（人の肩）を持った状態で、フリーラインの基礎である「内股・外股」練習で、脚の動きとタイヤを滑らせる感覚を覚える。（進まずに）

②横に真っ直ぐ滑る。

③内股・外股走行の練習。

④慣れてきたら手で押して滑ってみる。

⑤腕を広げ上体をスイングさせて走行。（内股・外股走行で大きく蛇行するイメージ）。

⑥自走可能な両足スイング走行。（両足をパタパタさせる、フリーライン独特の動き）

重要なのは「①進まずに両足をねじってみてタイヤを滑らせる感覚を覚える。」事。最初フリーラインスケートが足から離れるのが不安なはず。どのぐらいの勢いでねじれば足がフリーラインスケートから離れないのか。どれぐらいの力でタイヤが滑るのかを体に覚えさせることが重要です。

映像などのイメージからか、最初から⑥両足スイングをチャレンジする方が多いのですが、⑥両足スイングの方法は、「⑤上体スイング走行」の練習が重要なのです。下の画像をご覧ください。

まずは上のラインを見てください。これは⑤上体スイング走行時の足の使い方＆蛇行線なんですが、足をそろえ内股・外股を繰り返してます。

では、下のライン１と２を見てください。これは⑥両足スイング走行の足の使い方と蛇行ラインです。１は外股、２は内股。足の使い方は内股・外股の繰り返しで「⑤上体スイング走行と同じで、足がたてに開いているだけ」なのです。

いきなり足を縦に開く走行は難しいので、⑤上体スイング走行で脚の動き、体の動きを慣れさせておくことで、⑥両足スイングができるようになるというわけです。

フリーラインスケート乗り方講座② 『自走編』

では、フリーラインスケートの実際の足の使い方です。

この動きがすべての基本です。腕を広げ上体をスイングさせるように進みます。

実際の映像をご覧ください。

次は両足スイング走行です。

わかり易いように足の動きは多少極端にしてあります。
足を動かすコツは上体スイング走行のタイミングを少しずらす事。上体スイング走行を練習していると、自然とタイミングがつかめてくるはずです。

上の説明をよりわかりやすくした映像を作りました。

フリーラインスケート乗り方講座③ 『ダウンヒル編』

練習の時は、スピードがゆっくりな緩やかな坂で、安全面に注意しプロテクターは必ず着用しましょう。

再生ボタンを押してください。

このダウンヒルターンでは、両足を別々に動かす事を学びます。これは両足グネグネ走行やアップヒルなどの動作に必要な基本中の基本です。

実際の映像をご覧ください。

ダウンヒルの説明映像です。

フリーラインスケート乗り方講座④ 『アップヒル編』

フリーラインスケート公式ページより。
斜度35度の急斜面を登る映像

↓は舞士で作ったHOWTO映像です。

映像では、ライダーのお腹や背中が見えています。コレぐらい体をひねります。

最初平地で練習してください。まず進行方向の足が重要。上体を大きくひねり、進行方向の足を今までにないくらい大きな幅で蛇行を繰り返します。足を返す時に肩を入れてエッジを効かせる感じです。そうすると推進力が得られる感覚が、、、その時逆の足はあまり動かさず。進行方向の足の感覚をつかんでください。

進行方向の足の感覚がつかめてきたら、進行方向の足のラインについていくように、逆の足を大きな幅で蛇行させると、かなりの推進力が得られます。「平地で練習」「股を横に開かずに」「肩でひねりを大きく入れ」「蛇行を大きくする」ここを注意すれば、あとは坂に向かって上るだけです。

では、実際の足の使い方です。

肩を左にひねり（先行動作）その後足を切り返すと、自然と体は左に傾いている（タメができている）ので、体を右にひねり足を切り返す。その繰り返しをテンポよくやりましょう。

フリーラインスケート乗り方講座⑤ 『ZEROスタート編』

まずはこちらをご覧ください。舞士で作ったHOWTOです。

このトリックはバランスを取った後、足を付かずにスタートするトリックです。バランスを取ってる時間が長ければ長いほどCOOL。

スイッチ(180°)で止まってしまう方やグーフィーを覚えてない方は、スイッチ→極限まで内股に→バランス取って→ZEROスタートを試してみて下さい。 Uターンになってしまいますが、かなり気持ちいいですよ。

フリーラインスケート乗り方講座⑥ 『スイッチ＆逆スイッチ編』

まずは実際の180°をご覧ください。

よく聞くのが、「スイッチが難しい」と言う言葉、順を追って練習するとさほど難しくありません。まずは簡単なスイッチの練習方法から。

この練習の目的は、両足を同時にひねる感覚と、ひねった後のバランスを養う事にあります。後ろ足が軸足の前に出たところ（100°ぐらい）で、足と体を横にひねる。コレはある程度滑れる人ならば少しの練習で出来ると思います。

足は180°回っていませんが、体は進行方向を向くのでコレがスイッチと言えなくもありませんし、これで慣らしていけば「バランス」と「足をひねる」感覚がつくので180°スイッチも難しくありません。

では、スイッチ（180°）の足の動かし方です。

私自身、生みの苦しみを味わったこのスイッチですが、「前足を出す時は、フリーラインスケートは水平。」「後ろ足はつま先を踏み込んだ状態で回す。」これがコツです。

スイッチのありがちな失敗は、お尻重心になってしまいスイッチ後バランスが取れなくなってしまう事。これではスイッチではなく、ターンやブレーキと同じ。しかし、前足を水平にし、後ろ足はつま先回しでバランスが取りやすくなります。最初はスイッチ後止まってしまうんですが、勢いとスムーズな動作が必要なので、練習あるのみです。

上記の乗り方をまとめた映像です。ごらんください。

あと、覚えておきたいのが「重心」と「遠心力」の関係。例えばヒモの先にボールが付いていて、ヒモを持って回すと遠心力でボールはよく回りますが、ボールを持つとヒモは回りません。これは回転中のフリーラインスケートも同じで、重心をかけた方がより遠心力がきいて回り、かけない方は回りにくい（ぶれにくい）のです。このことは180°や360°など回転系トリック全般に応用できます。

次は逆スイッチです。

公式ムービーよりバックサイドスローバック

バックサイドスローを決めた後の逆スイッチがめちゃくちゃカッコイイですね。

フリーラインスケート乗り方講座⑦ 『360°（サブロク）編』

まずは実際の映像をご覧ください。

夢の１回転です！

実際の足の使い方は以下の通りです。

コツですが、「スイッチ（180°）の延長」と「軸足を回せるか」が重要。後ろ足だけだと回転が足らず回りきれません。そこで、軸足に重心を移すと軸足が動きます。（回転中は遠心力で重い方が回りやすい。）あと、ラインが複雑なので、流れと重心のタイミングで覚えるようにしましょう。

みなさん練習して気持ちいいサブロク決めてください！

あと、回転系トリック上達の為、覚えておきたいのが「重心」と「遠心力」の関係。例えばヒモの先にボールが付いていて、ヒモを持って回すと遠心力でボールはよく回りますが、ボールを持つとヒモは回りにくいです。

これは回転中のフリーラインスケートでも同じで、重心をかけた方はより遠心力がきいて回り、かけない方は回りにくい（ぶれにくい）のです。このことはスイッチ（180°）や360°など、回転系トリック全般に応用できます。

回転中「回したい足」「動かしたい足」に重心をかけると動くというわけですから、

公式ページより720°（2回転）

このような映像見ても、重心のかけ方が分かると思います。

新企画！フリーラインスケート・ラボ！

構想１ヶ月！！新企画フリーラインスケート・ラボです。やっと発表できます！

このフリーラインスケート・ラボでは、中上級者向けの練習方法や、フリーラインスケートを人に教えるコツなど、脱初心者の為の情報を掲載いたします。

①不思議！？フリーラインの進む原理とは？

フリーラインを初めて見た人には「どうやって進んでるの？！」とよく聞かれます。乗っている方にも分かってない方が多いのではないでしょうか。コレが分かっていれば的確なアドバイスが出来るだけではなく、自分自身のスキルアップにも繋がり、知っておいて損はないです。

フリーラインが進む原理には大きく分けて、２つあります。

１、重心移動。
２、内股・外股。

この２つを動画で説明していきます。まずは「１、重心移動。」です。

この「後ろ足引き付け」のテクニックは特にスピードランディングの時に必要ですね。一度知ってしまうと、当然のように思えるのですが、これがなかなか出来ていない方が多いです。

次は「２、内股・外股。」です。

補足ですが、綺麗に内股・外股を繰り返す為には、ヒザの曲げが需要です。ちょっと立って試してみてください。足を伸ばした状態で内股・外股と、ヒザを曲げた状態で内股・外股をやると、ヒザを曲げた状態の方がより内股・外股の角度が付きやすいです。この辺もポイントですね。

②腰を落とす事の重要性。

いままで、腰を落とす（膝を曲げる）と説明してきましたが、今回はなぜ腰を落とす必要があるかを説明いたします。

フリーラインスケート用語集

用語	訳・意味
FLS	フリーラインスケートの頭文字。
レギュラー	左に進む場合はレギュラー。
グーフィー	右に進む場合はグーフィー。
フェイキー	それぞれの逆を指す。レギュラーの人が右に進む場合フェイキーと呼ぶ。
フロントサイド	体の前側の事。
バックサイド	体の後ろ側の事。
ターン	曲がる事。
アップヒル	上り坂。
ダウンヒル	下り坂。
トリック	技の事。
180°(ワンエイティー)	半回転の事。スイッチとも言う。１と２ケタ目と３ケタ目を別々に言う。
360°(スリーシックシティー)	１回転の事。サブロクとも言う。
1080°(テンエイティー)	３回転の事。３・４ケタ目をテンと言い、８０と別々に発音。
ZEROスタート	FLSに乗って止まった状態から、スタートをする事。ライダーNAKA命名。
スロー	投げる事。
ストンプ	踏みつける技の事を指す。
ベアリング	FLSやスケボーなどに使われている、タイアの動きを良くするための部品。
ウィール	FLSやスケボーのタイアの事。
デッキテープ	FLSやスケボーの表面に貼ってある、ザラザラの滑り止めの事。
ビンディング	本来スノーボードの足の固定具を指すが、FLSを足に固定できるように改造することをビンディングと言う。
パーク	直訳すると公園だが、バンクなどがあるスケボー専用施設のスケボーパークを指す。
バンク	大きなパイプを半分に切ったような設備の事。ハーフパイプとも言う。
ランプ	ランページとも言う。基本的にはバンクと同じ。
ライディング	直訳すると乗る。例：ライディングスタイル。

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